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2009年10月 アーカイブ

2009年10月05日

津軽こぎん刺しー青森

着物が好きな人なら、なんで、青森なのにこれが出てこないのか?と思ったり、
ああ、もしかしてって、想像がついちゃったりなんて事もあるのかもしれませんが、
はい、買っちゃったんです。

こぎん刺しの名古屋帯。額縁仕立てにお仕立て済み。
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お太鼓はこんな感じ。
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なんと美しいディテールでしょうか。
 
 
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前柄はシンプル。
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シンプルと言っても、すごいです。

色みもちょっと変わったかんじで、写真ではあまりわからないかもしれないのですが、
深緑色の麻地に極薄い緑色の糸で刺してあります。

十和田湖のほとりにあるゆずりはで見つけました。
そう、2つ前の記事で、素敵な津軽塗のプレートを見つけたお店です。
これはお太鼓柄ですが、ぎっしり刺繍してある六通柄のものもありました。
そちらもとっても素敵でしたが、それだけ厚みも出るし、重くなるということで、
私にはお太鼓柄のこれくらいがちょうどよく、着物もこの方が合わせやすく、
さらにお値段もそのほうがお手ごろでといいことずくめだったのでお太鼓柄にしました。

青森旅行に行く前からこぎん刺しのことは気になっていて、
ガイドブックを見て、きっといろいろ小物類を買ってしまうんだろうなあと思っていたし、
帯があることは知っていたけど、全く買うつもりなく出かけていきました。
着物や帯との出逢いとはそんなものかもしれないのですが。
(探している時はなかなか見つかりませんもの)
でも、ゆずりはさんで見つけたら、思いのほか安く
これなら私でも手に入れることができそうだわと勢いつけて買いました。


 


こぎんは弘前付近の農村で、1764年、明和の頃に生まれかつ育った異色ある刺しゅうです。昔は自家製麻布を藍で染め、それに白綿糸で刺し、もっぱら衣服に仕立てて着用していました。農村の娘であるかぎり、誰もがみな5,6才の頃からこの刺しゅうを習い、14、5才ともなればひとかどの刺手となり、競って美しいこぎんを刺すため努めました。そうした事情によって発達したこぎん文様が今日、民芸品として最高のものであることが認められ、その応用品が多くの人々によって愛用されるようになりました。
(弘前こぎん研究所のリーフレットから抜粋)
 
 
昔は、農民は木綿を衣服として使用するのを禁じられていました。
今は、木綿より麻の方が高価な物じゃないかと思うんですが、昔は逆だったんですね。
厳しい自然のこの土地で、身近な麻布に木綿糸を刺し重ねる事を思いつき、
また、長い冬の間に、美しい図柄を刺す時間があったからこそ発展してきたようです。
しかし、明治の初めに農民の木綿の使用が解禁になり
明治24〜27年には鉄道が発達、木綿の布が手に入るようになり、
大正末から昭和の初めに木綿の絣や手織を着るようになったために廃れてしまったようです。
こんなの素敵なものが、一時は廃れてしまっていたなんて信じられない事です。
昭和7年には民芸の創始者、柳宗悦さんが民芸協会発行の「工芸14号」に「地方工芸の最たるもの」と絶賛。
柳宗悦さんの名前は、以前2回登場していますが、本当に色んなところに出てきます。
織込花莚(おりこみはなむしろ)
鳥取民藝
こぎん刺しの復興には、弘前こぎん研究所が重要な役割を果たしました。
昭和17年、財団法人木村産業研究所内に青森ホームスパンとして始まったのですが、
民芸運動の中で柳宗悦さんらの進めもあり
そこで、材料や模様を集めたり、資料作りをして「こぎん」の基礎的研究をし、
産業化に結びつける努力をしました。
昭和35年、弘前こぎん研究所と改名して現在にいたっています。
今ではお土産屋さんにたくさん並んでいますし、
こぎん刺しの帯もこうして手に入れる事が出来ているのは、柳宗悦さんのおかげですね。
実際に弘前こぎん研究所にも行ってきました。
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iPhoneで撮影。写真じゃ伝わらないかもしれませんが、
この建物ができた当時周辺は武家屋敷。そこにあったと思うと、
びっくりのモダニズム建築です。
前川國男が手がけた27歳の実質デビュー作です。
当時のオーナーが留学先のフランスから帰国船で乗り合わせた前川國男に
設計を依頼して建てられたらしいです。口約束で実現するなんてカッコいいですね。

中は、事務所の傍らでこぎん刺しの小物の販売がされています。結構、無造作。
2階は実際、工房があるようです。
予約すれば作業風景も見学可能なようですが、
予約しなかったし、行ってからそれを知ったので見学はしていません・・・。是非次回!
帯もありますか?と聞いたら、1本くらいはあったのですが、種類はなかったです。
色と柄は相談の上、特注してくれるとのことでした。
時間は少しかかりますが、そんなのも素敵ですよね。


よく思い返したら、
きものサロン ’09 秋号 (2009) (家庭画報特選)
の「北東北の手仕事を訪ねる」という特集で
稲森いずみさんが締めている帯はこぎん刺しの帯で、
弘前こぎん研究所もゆずりはも紹介されていたことに旅から戻ってから気がつきました。
 
 
 
 
青森は、ここ近年、青森県立美術館や十和田市現代美術館など気になる美術館ができて、
よく雑誌に紹介されることがあり気になっていたので、一人旅で行ってみる事に。
食べ物はおいしいし、奥入瀬の自然は豊かだし、
美術館は満足だったし、色々とてんこもりの旅行でした。
すっかり青森ファンです。
 
青森ネタはこれにて打ち止めです。
随分かかってしまいました。すみません。
気がついたらもう10月・・・。

  
 
 

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2009年10月18日

青森県立美術館オリジナル手ぬぐい

青森県立美術館に行ったときに見つけたオリジナルの手ぬぐい。かまわぬ製です。
こぎん刺しをモチーフにしています。
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帯には2009と印刷されています。
このところハマッている大好きな青緑のような色は2009年限定色。
ちなみに、2008年は土色(つまり茶色)でした。

ベーシックなのも、青系なのでネット上だと色味の差がわからないのが残念なんですが、
落ち着いた感じのいい色。
行ったときは売り切れだったのですが、
あまり素敵なので、入荷したら、送ってもらえないかとお願いしてしまいました。


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裏は、こぎん刺しが何であるか明記されています。かまわぬのラベルシールも。

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広げるとこんな感じです。
知らない人にはこぎん刺しがモチーフになっていることなんてわからないでしょうけど
グラフィカルなデザインでとてもおしゃれだなあって思います。

右下の一筆書きの上向き矢印のようなマークは、
青森県立美術館のマークです。
木をモチーフにしていて、
美術館の建物の入り口付近の壁面には
ネオン管で形作られたこれが何個も張り付いています。
青い木がたくさん集まって、青い森になるってことらしいです。
なかなかしゃれています。

そもそも青森、青い森と書くんですよね。なんかロマンチックな感じがします。
青森ファンなのでそう思うだけでしょうか?
折りたたみ方によって、柄の出方が変わるので、また楽しいです。

自分へ手ぬぐいは買わない掟でしたが、破っちゃいました。(苦笑)

予告!KIMONO PARTY vol.4

次回のKIMONO PARTY vol.4は

11月23日(祝)にやります。

場所や時間など詳細については調整中ですが、
数日中にはご案内させていただきます。

3連休の最後の日なので、旅行などの予定が入っている方はもう無理かもしれませんが、
まだ予定が特にないということでしたら、
是非、KIMONO PARTYの予定を入れておいてください。

よろしくお願いします。

2009年10月25日

KIMONO PARTY vol.4 秘密基地に集合せよ!のご案内

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すっかり秋ですね。
袷の時期に入り、着物が着やすい季節ですね。
今の季節ですと、おしゃれに紗羽織などをお召しになる方もいると思いますが、
羽織を着るまでの帯付きの期間で帯を存分に楽しみ、身軽に出かけるのに
ちょうどいい時期ですね。
さてさて、KIMONO PARTYが一年ぶりに帰ってきました。
おかげさまで4回目。支え、賛同してくださっている皆様のお陰です。

本当にありがとうございます。
今回は、恵比寿の駅近くにある秘密基地みたいなおしゃれなラウンジカフェでの開催です。
恵比寿・代官山というと、私にとっては、ずっと変わらず、
おしゃれなカフェがたくさんあるというイメージで、
このエリアならカフェで開催したいなあと思っていたのですが、
運良く素敵な場所を見つけましたよ。
(なぜ秘密基地なのかは来てみればわかっていただけると思います。笑)
お昼の開催ですので、パーティー後は、是非、恵比寿・代官山エリアを散策してくださいね。
 
今年のお正月こそ着物で過ごしたいなあと思っている方、良い機会です。
このパーティーをきっかけにしてしまいましょう!
着物を着ることができるのに、着ていく機会がないという方、
気軽に自由に着物で遊びに行くという事をひとまず体験していきましょう!
一人だと悪目立ちしちゃいそうと思っている方、
楽しんで着物を着ている方たちに会いに来ませんか?
多くの魅力的な方々とこの機会に輪を広げていただければと思います。

ご友人やもお誘い合わせの上、ご参加ください。
 

 
日時:11/23(祝) 13:00 OPEN / 13:30 START

場所:アナログ カフェ / ラウンジ トーキョー 
   渋谷区恵比寿南1-8-3 東亜恵比寿ビル 4F
   JR恵比寿駅徒歩2分


大きな地図で見る
会費:6,000円

   5,500円(着物をお召しの方)

   including food & free drinks

ドレスコード:着物。カジュアルなものでお越し下さい。

       もちろん、洋服でもご参加になれます!!
 

 
 
大変恐縮ですが、人数を確定しなくてはならないため、

11/19(木)22時までにkimono_partyアットマークyahoo.co.jpにお申し込みください。

※日にちが過ぎても、対応可能な場合がございますのでお問い合わせください。

その後のキャンセルはキャンセル料(会費の50%、¥3000)が発生します。

ご了承ください。
 

ーーーーー以下をコピペして申し込みのメールをしてください。ーーーーー

11/23(祝)のKIMONO PARTYvol.4に出席します。

ご氏名(ふりがな)/

メールアドレス/

お電話/

ご職業/

ご同伴者人数・氏名/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

恒例のベストドレッサー賞選定がありますよ。お楽しみに!
それでは、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。
 
盛況だった過去の模様↓。
2008年11月22日 KIMONO PARTY vol.1
2009年 2月14日 KIMONO PARTY vol.2
2009年 5月17日 KIMONO PARTY vol.3
 

  
 
 

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2009年10月30日

9月の着物。

もう10月が終わろうとしていますので、
かな~りいまさらな記事になっていますが、記録と思って
大目に見てお付き合いくださいませ。笑

9月はぎりぎり、月末に2回単衣着ました。同じ着物だけど違う八寸帯。

いただいた反物からやっと、去年誂えた紬に後染めの水色のよろけ縞の着物。


もちろん単でも、上旬下旬とその時期に合わせて、九寸帯も締めますし、
袷の時期だって八寸帯を締めたりするのですが、
単の時期には八寸帯がしっくりくる気がします。

共通点は、地味な帯締め。
帯も季節がないし、落ち着いた色目の水色ですが、
何となく水色って春夏っぽい感じもしてしまいます?という事で
渋い帯締め。

帯締だけ変えればいいってものじゃないかもしれないけど、なんとなく気分です。

花の唐草の八寸帯。この帯もほめられる。センスのいい着物大好きな方からの頂き物。
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時代を感じるといわれたり、かなりかわいいねとほめられたり、
賛否のいつも分かれる八寸帯。私は好きなんですが、どうですか?
やっぱり古い香り?
あとは、どっちかといえば春っぽいのかもしれませんね。
帯揚げも濃い目の色が欲しいです。
半衿を少し色見のあるものにするとまた変わるのですが、変える時間はありませんでした。

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2009年10月31日

麻の小物入れ

お友達に誕生日プレゼントをいただきました。
もう2か月前の事ですが・・・紹介するのすっかり遅くなりました・・・
すみません。

以前、友達にプレゼントしたと紹介したことがあり
これもその仲間です。

麻の雑貨でおなじみの遊中川のものです。

豆柄の小物入れ
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口はばかっとなるタイプです。
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着物を着た時の胸元に入れてほしいとイメージしてくださったそうです。
そういう想像をして贈り物を選んでもらえるなんて幸せです。


あめ柄のガーゼのミニハンカチも一緒にいただきました。
くみこさんありがとう!

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