メイン

ちしき アーカイブ

2006年07月25日

浴衣を着てもいい期間について

『浴衣を着てもいい期間って いつからいつまでなんでしょ?
 衣替えが10/1だから 9月いっぱい着ていいもの?? 』

なんて質問が寄せられました。

浴衣の季節というと、夏。大体6〜9月くらいでしょうか?
一概に6月いっぴから9月いっぱいとは言えないです。
シーズン真っ盛りというと7、8月だし、6月と9月も暑い日には着ていいと思いますし。

でも、土田一美流には
浴衣は、8月いっぱい、9月に着るとしても前半までかなあと思います。
和装の世界では、季節を先取りするのが粋なんですよ。
(洋服だって、おしゃれな人は季節先取りでしょ?)
一足先に秋のイメージを先取りして涼を呼ぶ。
そんな趣向から、
秋草とか、トンボなど『秋』が浴衣や夏の着物には描かれていたりするんです。
素敵だと思いませんか?

9月は二度目の単衣の着物の季節。
(一度目は6月。盛夏ももちろん単衣ですが、薄物の季節です。)
この時期にしか着れない単衣の着物も楽しみたいと思う訳です。

2006年08月23日

浴衣の下に何を着るか

『浴衣の下に何を着たら良いか』と質問をいただきました。

私は、着物の事が全くわかってなかった時に浴衣を買ったのですが、
その時に薦められて買ったのは、
浴衣下、とか浴衣用下着、着物スリップというような名前の
ワンピースタイプの下着です。
帯下の汗もしっかり吸収する浴衣下スリップ大切なゆかたを汗から守ります!タオル地のゆかたス... 着心地さわやか浴衣用肌着  浴衣インナー サックス

でも、別に
襟ぐりが広くあいたキャミソールやタンクトップ、半袖のババシャツなどと、
ペチコートの組み合わせ。
または、シミーズと言われるような洋服用のワンピースタイプの下着でも良いと思います。

汗シミが気になる人は
半袖のワンピースタイプの下着がお勧めです。

確かに、浴衣の下にさらに何かを着るのって
暑いんじゃないかって気もしますが

着ないと、浴衣が瞬く間に汗びっしょりになるでしょうし、
すそがはだけた時にセクシーすぎちゃってよろしくないかと思います。
(和装では“ちらりズム”がお勧めです。)

浴衣を羽織るまでの準備としては、
1.ブラジャーは着けず、浴衣下などの下着を着る。
この時、ボインさんは、和装ブラやスポーツブラで胸をおさえるようにすると
 着崩れしにくくてよいです。
【0810PT510】 新品 和装ニューブラジャー (立体裁断)Lサイズ着物や浴衣のフィットブラ

2.ウエストに補正のタオルを巻く。
 浴用タオル(細長いヤツですね。)を2〜3本程度。
 ウエストのくびれ加減で本数は加減しましょう。
汗とり、着崩れ防止、腰紐の食い込み防止など大変重要な役割をします。
 浴衣なのに補正?と思う人もいるでしょうし、さらに暑いのではと思う方もいると思いますが、
 ウエストだけにでも補正をするのとしないのでは
着心地がずいぶん違うものですよ。

 試しに補正しないで着るのと補正して着るのを両方試してみると良いですよ。

そして、浴衣を着ます。

2006年11月15日

きもの文化検定

今年から、きもの文化検定という検定が始まるという事を知り、
さっそく
kimonotest1.jpg
きもの文化検定公式教本〈1〉きものの基本
教本を買い、申し込んでみました。
京都検定など検定が流行っているので
なんだかな〜とは思ったのですが、
力試しというか、
着物の知識をもう一度見直すのに良いかなあと思ったので。

出題はこの教本から90%以上出題され、
5級・4級はマークシートによる択一方式で、90分・100問以内の同一問題。
・5級:60%以上・70%未満の正解で合格
・4級:70%以上の正解で合格
3、2、1級については
平成19、20、21年と順に実施予定だそうです。

日曜日の試験に向けてパラパラと教本を読んでいるだけの状態ですが、
色々私が持っている認識と違うところもあるものだなあと思った点もちらほら。
一つだけ書くと、
『紗合わせの着る季節について』
紗合わせ2枚の透ける生地を重ねて仕立てられた着物で
下の生地の柄が透けて見えて涼しそうに見えるのですが
教本では5月下旬〜6月と9月に着ると考えるとなっているけど
涼しそうということもあり5月下旬〜6月だけだと思っていました。
まあ着物の季節に関しては
地域によっても変わるし
個人による認識の差が大きい点ではあるかもしれません。

日本の古来からある色の組み合わせなど
ほとんど知識がなく(勉強したい気になっている分野ではあったのですが)
ちょっとだけ触れている部分があって、触発されました。
やっぱり日本の色の本が欲しい〜。誰か買ってー。
   

もし関心があるのでしたら
試しに、模擬試験というのが出ているのでやってみてはいかが?
好きで着物を着る人にとってはそんなに難しくないと思います。
とりあえず全問ほぼ正解でした。
今年の検定はもう受けられませんが、よろしければ
来年受けてみてはいかがでしょうか?

とにもかくにも、検定の結果。どうなることやら。
久しぶりの試験。90分間も集中力が続くか心配です。
着物コンポーザーの名を汚さないためにも、頑張ってきま〜す。笑

2007年01月06日

雨の日の装備

今日はお正月気分も抜けきらない
お仕事が始まってから初のお休みだった方も多いのでは?
それなのに関東地方は雨でした。

正月は着物を来たいと思ういい時期ですよね。
今日は雨の日に着物を着るための準備するものについてご紹介します。

☆雨コート☆
要するに
レインコート着物版。
裾まですっぽりの長いコートです。
雨をはじきます。
私が持っているのは額縁のような襟、道行襟タイプです。
rain_03.jpg
袖下のあきにスナップがついていて着物の袖が出ないようなっていて
ぬれない工夫がされています。

この雨コートは梅雨時には着にくいものだと思います。
結構生地が厚くて、梅雨時は蒸すから暑くて着てられないからです。
なのでだいたい、安くて簡単な薄い生地の出来合いのを着てしまうんですよね。
ワンピースタイプ  二部式
ワンピースのような一部式と
道行きと裾よけといった感じに上下に分かれた二部式があります。
軽くて薄くてまあこれはこれで便利なのですが、
個性がなさ過ぎる・・・。
それを着て出かけると、同じのを着た人に会ったりしますから。苦笑
きもの文化検定の教本には
雨の日には欠かせない気軽にきものを楽しむアイテム的な紹介をしていましたが・・・。

でも、コートや羽織の時期にはちょうどいいですね。

☆傘☆
061122_06.jpg
もちろん、普段使っている洋傘でもいいと思いますが、
和傘を用意してみてはいかがですか?

こういうタイプの傘を蛇の目傘って呼んだりしますが
本来は、
『石突(いしづき)を中心に、中を白く周辺を黒・紺・赤などで太く輪状に塗って、
蛇の目模様を表した紙製の雨傘。江戸時代から広く用いられた。蛇の目のからかさ。』
のことらしいです。
 こんなのですね。


ちなみにお手軽に買える番傘は、

『太い竹の骨に和紙を張り、その上に油を引いた実用的な雨傘。』
もともと、商家などで番号をつけて客に貸したところからいうそうです。
現代のビニル傘みたいなものでしょうか?

私が持っているのは白く輪に塗ってはいないけど一応蛇の目傘の一種です。
なんでこんなものを買ったのか、持っているのか、自分でもかなり不思議で、
そして大学時代、まさか着物姿にこれを持つとは
当時の私は想像もしていませんでしたが
蛇の目傘が欲しくてたまらなくなって浅草の仲見世にある専門店で買ったのでした。
たぶんここです。
しかも、当時は普通に洋服に持つつもりで買ったのでした。
タダの変わり者としか思われなかったでしょうに。
で、色は、赤とか紫とかあとは色を塗ってない生成りぐらいしかなくて
紫ではお嬢さんには渋すぎるってことで赤を買わされました。
まあ、お店のおじさんのいう事を聞いて正解でしたけど。

開いた角度を2段階で調節できるので人ごみや風が強すぎる時は
少しとじ気味にしたりできていいですよ。

内側の傘の骨が本当に美しいです。

もちろん洋傘でも良いです。
シンプルなものが和服を着た時は合う気がします。
また、洋傘でも骨が多めで和傘を意識したデザインのものがあるので
それを用意しても良いと思います。
16本骨の傘 24本骨の傘
なければとりあえず普通の傘で!
でもビニル傘では寂しいですよね。洋服でも同じだけど...。

☆雨用の草履☆
探せばこんな可愛いの売っています。
rain_06.jpg
(前のカバーが透明の普通のも売っています。)
ちょっと可愛すぎるのでそろそろ鼻緒を変えたい思ったりもしているのですが、
こんなの履いたところでぬれるときはぬれるので
どっちかと言うと防寒用に使っています。
礼装にはおかしいので合わせませんが、カジュアルな着物なら
細歯の高下駄に爪革って手もあります。
rain_05.jpg
rain_07.jpg

こっちの方が地面から足までの高さが高ければぬれずらいかもしれませんが
やっぱりたくさん降れば、ぬれるんでは?
ああいうものはぱらぱら降っている時にちょうどいいかもしれません。
可愛いし。
雨が降りそうでまだ降っていない時は、
爪革は取り外して携行するといいですよね。

☆替え足袋☆
雨だからぬれるのが当たり前っていうことで
足袋は汚れが目立たないものが(底が黒とかオススメかも。)いいです。
これまた礼装には無理な話ですけど。
家にお呼ばれで座敷に上がる場合や
改まった席で白足袋がいい時は替え足袋を持っていると良いですよね。
洋服で靴下の時も一緒だと思いますけど。
ああ、白いナイロン製の足袋カバーに防水スプレーという手もあるかも。
まだ試した事ないからわかりませんが、
もし良かったらだれか試してレポートしてください。

☆てぬぐい☆
洋服でも同じですが、濡れたものを拭う必要はありますよね。
ハンカチ代わりに、食事の時のナプキン代わりにと
何かと便利ですよね。
その手ぬぐいをいつもより余分に持っておくといいでしょう。
タオルでも良いけど
タオルより量(かさ)を取らないし、和服にもマッチするのでおすすめです。
拭う姿も素敵に見えるかも。
新品のてぬぐいだと
ぬれると色落ちするものがあるので、その辺りは注意しましょう。

ぬれものを入れるビニル袋も忘れずに。

雨の日の着物の着方、雨コートの着方

お正月で着物を着るいい機会だというのに今日は雨でした。
残念がっている人も多いのでは?
雨の日の着物を着るのは
なかなかハードルが高いなあと思います。

ちょっとした準備も必要ですし、
そもそも着物がぬれたらシミの原因にもなりますよね。
ちょっとした準備はこちらをご覧ください。

そういう場合は『着ない』という選択肢もあります。
無理する必要はないと思います。
着物が日常着って人は違うと思いますけど、
ほとんどの人にとっては趣味的なものでしょうから、
着物を着る時はいつだって楽しいほうがいい。

では、
雨だけど、
着なければならない、あるいは着たいって場合、
どうしたらいいでしょうか。

着物をどれにするか迷うところですが、
礼装をしなければならない場合は現地で着物に着替えるという手があると思いますが、
お出かけとなった場合は、濡れてしまって困るような高価なのは着ない方が良いです。
私はいつでも着物よ!っていう方やお茶をされる方は
防水加工をしたりするらしいです。
ポリエステルの洗える着物は、こんな時こそ適当だと思います。
でも、土田一美は残念な事に、ポリエステルの袷の着物を持っておりません。
だからぬれてもまあ、洗濯に出せばいいかなあという適当な安着物を着るか
絶対ぬれない対策をするかのどっちかです。

きちんと雨コートを着て、きちんと傘をさせば着物自体は濡れることはありません。

ここで大事なのは
襦袢は簡単に洗えるものにしておく。
そして雨コートを着る。
雨コートの下で着物はどんな状態かといいますと

着物の裾を帯の上線までめくりあげて、
しわにならないようにきれいに整えて
帯の上の際で小さい和装クリップで止めてしまいます。

rain_04.jpg

裾には襦袢の裾だけ。
歩けばコートからひらひら襦袢が見えるかもしれないですけど
町中の人達はだれも気にしません。
気になるなら、
色が濃いめものや、おしゃれな色柄の長襦袢あるいは裾除けだと良いかもしれませんね。
そんな状態で
コートのボタンは、前はしっかりしめておきましょう。
折りしわがつく恐れがあるのでその状態で座る事をお薦めしませんが、
どうせ長時間てこともないので、私はそっと座ってしまいます。

雨に濡れないところ、特に屋内では
コートは脱ぎたいですよね。
公衆の面前でこのままコートは脱げないので
建物に入ったら、トイレに直行。
ここで慌てず、
コートを脱ぐ前に、コートと裾除けについた水滴はよく拭いましょう。
さもないと着物に水滴がつくかもしれないですから。
コートを脱いで、めくりあげた裾を元に戻します。

rain_01.jpg rain_02.jpg
rain_03.jpg

トイレに行くのが面倒な時は
コートについた水滴を拭き取って、
物陰で(壁際、コーナーとかが良いのではないでしょうか?)
コートボタンを外して、ピンチを外して
ささっと着物の裾を元に戻してしまえば良いと思います。
逆に建物から外に出る時も同じ事です。
着物の素材にもよりますが、慣れれば手際よくできます。

裾をめくり上げないまま、雨コートを着ても
着物はぬれてしまいます。

お母さんの雨コートなどお持ちで
雨の日に着物を着る事になったら試してみてください。

2007年01月14日

きもの文化検定結果は?

昨年11月に受けたきもの文化検定の結果が郵送されてきました。

0701140.jpg
結果とともに
試験問題の冊子に解答と解説が盛り込まれた形の『試験解答と解説』が同封されていました。

100点満点中87点で
無事4級合格。

でも、
受験者数  6702名
4級合格者 6397名
5級合格者 242名

※4級:70%以上の正解で合格
 5級:60%以上・70%未満の正解


ほとんどの人が合格です。
というわけで、集計を見ると
まあいかに簡単というか、基礎的な検定だったかがうかがえます。

級があがると専門性もあがってくるのでしょうけど
これからの展開が気になります。
今年11月に3級試験の実施予定で
3級対応の公式教本Ⅱも6月に発行予定という事ですので
また、レポートしたいと思います。

2007年02月13日

洗い張りから戻ってきた長襦袢

お友達からの頂き物の袷の長襦袢2着
これと
061117_01.jpg

これを
061117_03.jpg

洗い張りに出していました。

洗い張りとは、
着物の糸を全部解いて、洗濯して、染み抜きもして、反物に戻してしまうことです。
その後、縫いなおすと、古びた着物も生まれ変わります。

※全てのシミが取れる訳でもないし、布が劣化していたりするとできなかったりと
状態によって色々です。
それは、悉皆(しっかい)屋さんにお願いする時に相談に乗ってもらいましょう。
悉皆屋さんとは、着物のお医者さん。
「丸洗い」「シミ抜き」「洗い張り」から「かけはぎ」「染め替え」「刺繍直し」
「お仕立直し」など着物にまつわるお手入れを専門的にやってくれるところです。

反物に戻った長襦袢
07020101.jpg


頂き物の長襦袢は、とてもじゃないけど
そのまま着れるものではありませんでした。
着物よりも肌に近い部分に着用するので、汗などにより痛み具合も、
着物よりたいていひどいものです。

内側はシミだらけでしたし、シミが表にも出てしまっていたり
全体的に茶色くなっています。
でも、
もうお店では買うことができない素敵な柄行きです。

和裁教室では
赤ちゃん甚平女物肌襦袢男物肌襦袢と作ってきました。
次はうそつき襦袢です。

うそつき襦袢は袖と裾よけは長襦袢地を使っているのですが、
それにこの長襦袢の反物を使えたらと思ったのです。

斜め縞の方をうそつき襦袢にします。
地紋に桜の柄が入っています。見えますか?
07020102.jpg
中心にはぎ合わせわかりますか?
すべての布をはぎ合わせて1枚の反物にしてしまうのです。
すごいと思いませんか?

もう一つの方は、長襦袢になる予定です。

いづれにせよ素敵なのが出来上がりそう。とても楽しみです。

2007年03月23日

気が早いかもしれないけど、もう浴衣

今年の浴衣。
そう、7月の完成に向け
和裁教室では4月から浴衣を縫い始めます。
初めての長着です。

高校に家庭科で浴衣を縫った事があるとはいえ
よく縫えたなあ・・・と今では感心です。
その浴衣は今でも活躍していますよ。
その浴衣はこちらこちらをご覧ください。


高校時分によくこんなの選んだなあと思ってしまいます。
別に大人になっても着れるものを!って選び方をした訳ではないんですけど。
浴衣であまりカラフルなものが好みじゃないあったのかなあ・・・
店員さんには地味と言われるし、
当時は半幅帯も黄色か赤が定番中の定番。
今のように素材も色もありませんでした。
その他にも何か!!!という時に、どんな帯を合わせたら良いのか
皆目見当がつかなかったのですから・・・。

赤ちゃん甚平女物肌襦袢男物肌襦袢、まだ途中のうそつき襦袢
と縫ってきました。
とうとう?!外側によく見える着るものですから。

前回の記事で、和裁教室で竺仙さんに行ったことをレポートしましたが、

私は買っていません。
竺仙の浴衣一枚持っているからです。

どうせなら持っていないものを試したいというのが
着物コンポーザーの欲張り根性なのです。

で、とうとうあこがれの絞りの浴衣を手に入れる事にしました。

こちらです!!
じゃーん。
07031603.jpg
全面絞り。柄が大きいこと。
麻の葉の柄が入っていたので、選択のポイントになりました。

有松鳴海絞り。
愛知県名産の有名な絞りです。
江戸時代の初めに、絞り開祖竹田庄九郎らがはじめたもので、
尾張藩の特産品として、藩が保護したこともあり、ずいぶん繁栄したそうです。
旅人が故郷へのお土産にとこぞっててぬぐいや浴衣などを買い求め
街道一の名産品にまでなったようで
北斎や広重の浮世絵にも、鳴海の宿は有松を描かれています。
昔の繁栄がうかがえる美しい町並みが今も残っていて、
200 年を経過した貴重な文化財となっているそうです。
その景観は、名古屋市の町並み保存指定第一号として、また全国町並み保存連盟の発祥地だそうです。
一度は訪れたい場所です。
訪れたら、また絞りの浴衣手に入れたくなりそうですよね。笑

詳しい記事をこちらで見つけました。

てぬぐいの豆絞りも元祖は有松鳴海絞りです。
こんなのが元祖です。

豆絞りという名前だけが一人歩きして
絞っていなくても、
注染の型染めで、豆が並んでいるものを豆絞りって呼んでいますよね。
私の赤ちゃん甚平の柄みたいに。

豆絞りの作り方など
SOUSOUさんのページに色々紹介してありました。ご覧ください。

400年の歴史を持つ有松鳴海絞りの産地でも
いまでは張正(はりしょう)さんでしか作れないものだそうです。
貴重な技術ですね。
SOU・SOUさんで売られている豆絞り風呂敷が欲しいです。
2800円とは良いお値段ですが・・・。


07031601.jpg
しかもやっぱり 大人の女は藍染めでしょう!!!!(あまり関係ないです。好きなだけです。)
鏡越しに、合わせてみちゃったりして。

07031602.jpg
巾だし前は、絞りの帯揚げのようにぼこぼこですが、
今は若干まっすぐになっています。
と言っても、細かくぼこぼこしているのはわかりますけどね。

絞りの反物、私にも縫えますか?と、和裁の先生に確認したら、
大丈夫よってことでしたが、ちょっと心配だったりして。

でも出来上がるのが楽しみです。
進行状況はまたレポートしますね。
スタートは4/4です。


にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2007年04月03日

着物ブラシ

着物の手入れ皆さんはどうしていますか?
もう何号か前になりますが、
七緒でもお手入れについて特集していましたね。
七緒(VOL5) 着物からはじまる暮らし プレジデントムック 特集:「お手入れ」「お直し」解決隊・小紋日和

別に着物に限らず衣類のお手入れは季節の境目にしていかなくてはならないと思うのですが。

帰ってきて着物を脱いで、
湿気を飛ばすために吊るして、
襟元と袖口、裾の汚れをチェックして
必要であればベンジンで拭いてあげる
埃を着物ブラシで払って
そしてまた
あまりしわが気になるときはアイロンをかけてあげる。

なんて手入れが本当は必要ですが
私がやっているのは湿気を飛ばしてあげるくらいかなあ・・・。
ベンジンは上手にやらないとシミを作ってしまうこともあるから
プロに任せたい。丸洗いなどに頼ってしまいます。
アイロンも慣れていないとちょっと心配ですよね。
当て布をしてドライでかけてあげれば良いようなのですが・・・。

という訳で
私ができるのは
ほこりを払ってあげるくらいかなあと思ったので、
先日、着物ブラシを購入しました。

07031008.jpg

ネット上でブラシ屋さんで注文したのですが、
洋服用のブラシにしたって何種類もあり
こだわればこだわっただけの答えが出るんだなあと思ってしまいました。
もちろん着物用というのもありましたが、
私が選んだのは

【ブラシの平野】 洋服ブラシ 手植え羽子板型
着物にも洋服にも使える手植えのちょっと高級なものです。


【ブラシの平野】 着物ブラシ

着物専用で持った方が良いのかもしれませんが、
洋服のコートにもブラシをかけたくなったので、
かといって2本はいらないかなあと思ったので
ちょっと高いかとも思いましたが、買ってしまいました。

埃をブラシで払っただけで
なんか清められると言うか、スッキリするので不思議です。
ハンガーにかけた状態でさっさっさと払うだけなら簡単だし、
ブラシ屋さんのホームページによると
上手にブラシをすれば洗濯するより効果的だとか?
物理的に埃をかき出せるからってことだと思うのですが、
おすすめです。
また、ブラシをかける事で布目を整える事で痛むのを防ぐみたいですよ。

枝の部分もナチュラルな感じでいい感じです。

何も高いのを買う必要はないと思うんですが、
物を手入れしてあげるのは
物への敬意の意味も込めて大事なことなんじゃないかなあと思います。
着物はなおのこと長いスパンで使用できるものの一つですものね。

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2007年04月06日

縮緬とはー和の眼鏡ケース

先日いただいちゃいました。
私ならではのもの。
07032304.jpg

和柄の眼鏡ケースです。
07032302.jpg

椿のような柄がかわいい!

柄だけでは別に和とも言えないのかもしれないけど
テクスチャーが縮緬(ちりめん)になっているだけで
ぐっと和に寄りますよね。
07032303.jpg

着物ファンだけでなくて
手芸が好きで、お細工をする方にも愛されてやまない
縮緬ならではの風合いかもしれませんね。


縮緬(ちりめん)とは
経糸(たていと)に撚りのない生糸を、緯糸(よこいと)に強い撚りをかけた生糸(強撚糸きょうねんし)を使って織る。右撚りと左撚りを緯糸(よこいと)として交互に入れて織ると強く撚られた糸が、元に戻ろうとして縮み(ちぢみ)が生じる。これを縮緬シボと呼ぶ。

糸使いによってシボに変化をもたせた平織の「無地系統」と
地紋のある「紋系統」がある。

一越縮緬、紋意匠縮緬、綸子縮緬、古代縮緬、絽縮緬など多くの種類があります。

古代縮緬・・・右撚りと左撚りの撚り糸を2段ずつ交互に緯糸として織ったもの。二越縮緬(ふたこしちりめん)ともいう。縮緬の基本形で最も古い歴史を持つ。
左右の強撚糸を交互に織り込む時の越数が多いほどあらくなる。
戦前は四越以上で作るあらいシボの事を『鬼シボ』といい、
「鶉縮緬(うずらちりめん)」「鎖縮緬」と言ったが、
最近ではシボの細かいものが多いために二越の古代縮緬のシボでも鬼シボというらしい。

一越縮緬・・・左右の強撚糸を一越ずつ交互に入れて平織に織ったもので
古代縮緬よりシボが細かい。

絽縮緬・・・緯糸(よこいと)に縮緬緯を使った絽のこと。

綸子縮緬・・・地紋のある縮緬のこと。


代表的な産地は、京都府丹後地方と滋賀県長浜地方。
丹後縮緬や浜縮緬なんて名前できいたことあるのではないでしょうか?

にほんブログ村 雑貨ブログ 和雑貨へ

2007年05月25日

浴衣ノススメ ー 男子編

今日、東京は雨です。

昨日は、夏のように暑かったと思ったら、
今日は雨、
梅雨ももう間もなくやってくるのかもしれません。
確実に夏へ向かっています。


夏と言えば浴衣。

ゴールデンウィーク頃から
デパートなどでも浴衣売り場が設けられています。

着物をいきなり始めろとはなかなか言いづらいのですが、
浴衣から是非始めていただきたいです。
せっかく日本人ですし、和服ぐらい着てみてください。
甚平や作務衣じゃなくってやっぱり浴衣がいいです。

特に男性。
男性の着物姿にグッと来る女性は、沢山いるものですよ。
まあ、私もその一人だったりするのですが。笑
日本の民族衣装だけあって、日本人に似合うように出来ています。
しかも、年を取るほどに似合ってきます。
是非是非、和服の男性が増えてほしいと思っています。

男性の和服人口が少ないが故、
浴衣売り場もとても地味で、こじんまりしているのですが、
もしチャレンジしたいと思っているのなら
今の時期は、まだまだ品揃えがいいのでおすすめです。
もちろん、反物から誂えるのも、今からだったらシーズンにばっちり間に合いますし、
仕立て済みの浴衣のサイズも今ならずいぶんと揃っています。

なので、浴衣を買いにいきましょう!!!

浴衣が初めてじゃない方は、今年も沢山着てくださいね。
ステップアップして、着物にも手を出してほしいです。
男性の着物は、浴衣とほとんど一緒です。
着物の下に余分に一枚長襦袢を着ているくらいの差しかありません。

もちろん着物選びのお手伝いもしますよ。
 
次回は、浴衣ノススメ ー 女子編です。
 
 
 
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2007年05月26日

浴衣ノススメ ー 女子編

今日はすごくいい天気。
初夏みたいです。

さて、浴衣ノススメー男子編に引き続き女子編です。

女性の場合は、
毎夏、毎夏浴衣が一枚ずつ増えてしまっているなんて方もいるんじゃないでしょうか?
私も今年は一枚増えます。
和裁で教室で縫っているあれです。

持っている浴衣をシーズン中に全部袖を通せればいいですが
普通、なかなか難しいですよね。

浴衣の柄にもよりますが、着物風に着るなんて言う技があります。
三社祭の時に着たのが着物風に着た浴衣の装いです。
まあ、この場合は黒と黄の縞の帯がかなり個性的で
参考になるかどうかわかりませんが、
例えば、帯が博多の半巾帯だったりしたら、想像しやすいかもしれないですね。


浴衣は持っているし、夏になればよく着るけど
着物を着るのはちょっと敷居が高くて・・・なんて思っている方にも
この方法はお勧めですし、
これから来る梅雨の季節も、
着物は雨が心配ですが、
浴衣なら、お家でざぶざぶ洗えてしまうくらいだから
雨で濡れることを気にしなくても大丈夫です。
(もちろん浴衣の素材にもよりますよ。)

浴衣を着物風。
そんなに難しくないって言う事がわかれば
着物デビューへの道も遠くないですよ。

浴衣を持っていない人に
これという一枚でお薦めしたいのは
やっぱりお気に入りのいいものを
長く着てもらうことです。

着物にハマり始めればいくらでも欲しくなるでしょうけど、
とりあえず、入門としては1枚あれば十分夏を楽しめます。


私も浴衣は現在3枚持っていて
高校の家庭科で縫ったもの(三社祭で着た浴衣です)。
初ボーナスで買ったその当時の私には渋すぎた竺仙の奥州小紋。
くるりで一目惚れした綿紅梅のアンティークの着物の柄を復刻したもの。

浴衣は、これらで十分すぎます。でも、まだ欲しいあこがれとも言える1枚があって、
それが、
有松鳴海絞りの浴衣です。
しかも白地に藍染めかなあ。
(紫織庵の綿絽も惹かれましたけど、長襦袢買ったし違うのにしとこうかなあって。)

そのチャンスが今年やってきました。
なぜなら、和裁教室で夏の浴衣シーズンに間に合うように
浴衣を縫うことが決まっているのです。

そして縫いはじめています。
今から出来上がりが楽しみでなりません。

いつも見てはウットリしている
そして買おうと思いつつ、何度も踏みとどまっていたのが
こちらのゆかた屋 有松鳴海絞り浴衣と着物さんです。
絞りのゆかたをたくさん取り揃えています。
今年のは、去年よりさらにパワーアップしているように思います。
ちょっと手は届きませんが、
TSUYUKUSAという高級なブランドが立ち上がっており、
たいへん素晴らしいものがありますが、お値段も・・・・。

いま、絞りの浴衣を作っているにもかかわらず欲しいのが沢山あります。
仕立て込みでこのお値段はすごくお手頃です。

私は4月スタートで、浴衣の制作をはじめるので
ここのじゃ間に合わなかったので、色々と反物で探しました。

それがこれです。

これも十分素敵ですが、
ゆかた屋 有松鳴海絞り浴衣と着物さんのも
欲しくてなりません。笑


 
とっておきの一枚におすすめです。


にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2007年06月12日

さあ6月、単衣の季節到来です。

あっという間に6月になり、
月日の経つのが早くてビビりまくりの着物コンポーザーです。
本当に6月いっぴにアップしたかったネタですが、
遅くなりましたごめんなさい。

さて、タイトルにもしていますが、6月は単衣の季節です。
単衣ってなに?かといいますと、
裏地がついていない着物です。
秋冬春の間に着ている着物は
胴裏(どううら)、八掛(はっかけ)とよばれる裏地がついていますが、
単衣には裏地がついていません。
洋服の世界だって、6月は衣替えですよね。
スーツだって、
生地が薄くなったり、裏地も全部と言わずとも中が抜けていたりしますよね。
それと一緒です。

それにあわせる帯は
前半は冬帯
後半は一重の帯と言われたり、

単衣の季節は既に一重と言われたり、
もう帯は先取りで、絽の帯をし始める人もいます。

移り変わりの期間なので、
(洋服でノンスリーブの人もいれば、長袖の人もいるようなものですから)
それぞれのこだわりを持ちつつも、
あまり気にしすぎないでいいと思います。

見聞きして、着慣れていくうちに
感覚的にそのふさわしさがわかってくるところだと思います。

半襟も帯揚げも夏仕様。
帯締めは冬のでも夏仕様のレースのものでもいいみたいです。
長襦袢も夏物になります。

さっきから夏物、夏物と言ってもよくわかりませんよね。
半襟は、絽のものや、麻などでもいいでしょうし、
帯揚げだったら、絽や紗のものです。
足袋にも夏らしいもので麻だったり、最近はレースのものもあります。
草履はパナマの台だったり、
ビーズでできたものだったり。

半襟については、
この単衣の季節限定の素材があります。
麻楊柳と絽ちりめんです。
麻楊柳はクレープ素材って言うのでしょうか?
そんなようなものです。
絽ちりめんはちりめんで絽になっているもの。
通常、絽と言えば、つるっとした織りで、
等間隔に透ける部分ができるそんな素材ですが
さらにシボがある布地です。

残念ながら、私はどちらも持っていませんが、
その時期にしか纏わない(まとわない)、限定のものって
季節を楽しめて楽しいなあって思うので、
ちょっとずつそろえたいです。

長襦袢は、麻素材もあるし、絽のものもあります。
私はだいたい、綿麻の襦袢か、
レースの筒袖の半襦袢に絽の裾よけです。

暖かくなってきて
冬に比べて汗をよくかくようになるので
洗濯できるものばかりです。

そして、着物は、
いきなり夏服じゃなくって、
6月は透けない単衣を着て、
7、8月は薄物という着物になります。具体的には絽や紗です。
小物からジワジワと夏仕様になっていきます。
とすると、夏もそこまで来ているわ〜って気分になります。

麻の着物も盛夏に着る着物ですが、私は暑ければ今から着てしまうかも。
お家でも洗えお手入れが楽だし、肌につかず、清涼感のある生地なので夏に楽しむにはおすすめです。
浴衣からステップアップして夏着物を楽しまれるのならオススメしたい着物です。

単衣の時期は6月と9月にありますが、
季節的な図案によっては
年に1ヶ月しか着るチャンスがない着物もあるでしょう。
その時期限定でしか楽しめないなんて、なんだかとってもおしゃれですよね。
私も、数少ない単衣の着物をどんな組み合わせで着ようか
出かけるチャンスをうかがってはウキウキしています。


着物におけるいろいろなルール。
それを恐れて、着物を始めづらいと思う人もいるかもしれませんが
普段着物ならあまりキチキチ守りすぎなくても大丈夫。
礼装はそれなりに守るのが周りへの思いやりです。

不安があったら、着物コンポーザーのコンサルタントサービスをご利用ください。
相談に乗らせていただきますよ。





にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2007年06月23日

三大団扇

夏です!
着物のきっかけとして、
まずは浴衣をと、オススメしていますが、
浴衣には、扇子よりも団扇がよく似合います。


団扇の歴史については
もともと版元で、扇子などで有名な伊場仙のホームページには
扇子と団扇の関係と題して、その歴史について触れていたりしますが、

古くは高松塚古墳の高貴な女性がかざしているのは、
80cmくらいの棒の上に、丸い木に漆で縫った大きな団扇のような物です。
団扇の部分をスライスし、折り畳めるようにしたのが扇子の始まりらしいです。

主に武将が軍を指揮するときに使う物となったらしいです。
相撲の行司さんが持っているあれです。
その後、団扇も紙と竹を使って軽量化が計られます。
紙の上には金箔を張り絵師に豪奢な柄を描かせたものが貴族中心に広まるようになりました。
江戸も中期になると大量生産、大量消費の時代になります。
団扇は手書きでは間に合わなくなり、木版技術を使って庶民が買えるような値段になりました。
当時の伊場仙は浮世絵の版元であることを生かし、当代の浮世絵師--歌川豊国、国芳、広重等に発注し、夏の風物や観光地などを描いた「メディアとしての団扇」を製造・販売していったようです。
今も販促品の一つとしてよく用いられていますよね。プラスチックの団扇。
夏になると町中で広告を印刷された団扇が配られていますよね。

先日、鳩居堂で団扇を買ったという記事を書きましたが、
気になったので、団扇について、ちょっと調べていたら
三大団扇と言って

京都府の「京うちわ」
香川県の「丸亀うちわ」
千葉県南部(館山市・南房総市)の「房州うちわ」

というのがあるのだそうです。
皆さんどれがどれって言えますか?


木の柄を差し込む形で作られているのが「京うちわ」、

平たく削った竹で作られるのが「丸亀うちわ」、
そして細い篠竹(女竹)を柄として作られているのが「房州うちわ」
らしいです。

私が鳩居堂で求めたは、房州団扇です。

丈夫さとスマートさを兼ね揃えているのは
房州団扇じゃないかしらと勝手に思っています。
もちろん好みの問題です。


透かしの京うちわも涼しげでいいいですし、

伝統工芸品で美術品のような、すばらしいのもみつけましたよ。
もったいなくて使えないですよね。これは完全に観賞用。

色々調べていたら
水うちわというのがあることがわかりました。

水につけて使うらしいです。涼しそう。
これもちょっぴり高級。純国産品だからでしょうか。

今年は、浴衣に、お気に入りの素敵な団扇を持ってお出かけください。
プラスチックの団扇も安くて便利だけど、
日本の伝統的なこっちの方がさらに素敵だと思いません?
そして、扇子より粋ですよ。


 
 
 

にほんブログ村 雑貨ブログ 和雑貨へ

2007年08月03日

KIMONO真楽への仲間入り

kimonoshinraku.jpg

「KIMONO真楽」を知っていますか?
『関心空間』の中にある着物好きが集まるコミュニティーサイトで
着物に関する自分と他人の関心事を“つながり”等で共有しながら、
もっと日常で着物を楽しみましょう!ってふれこみなんですが、
このサイトが、メンバーに定員を設けていて、
申し込みから9か月経って、やっと登録の連絡メールが来ました。

トップページには
■ウェイティングの状況 _07年8月1日現在/174名
現在、2006年10月頃に申し込んだ方々に順番が回ってきています。
って表示されていました。

KIMONO真楽


3ヶ月アクセスがないとメンバーから外されてしまうらしいのですが
使いこなせるかしら・・・。

メンバーになっていなくても閲覧はできます。
私もよく、「なんだろう???」って思ったときにこちらで調べたりしています。
それにしても皆さんよく知っていること。いつも感心してしまいます。

閲覧だけでも十分なのかもと思いつつも、
せっかくメンバーになったので
blogの中でも知識系のネタをこちらにもアップしていくようにしたいと思います。
よろしければご覧くださいね。

着物人の名前で登場中。

 
 
 
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2007年08月21日

パーティーの準備その2 - 豆絞り!?

07080601.jpg

これは何でしょう!?
今回のYUKATA PARTYの準備として、
問屋街で豆絞りの反物を買ってきました。
紺を2反、赤を1反。

おなじみ豆絞りの手ぬぐい。
実は長い反物です。
手ぬぐいの反物だと1反は約9m。
それを90cmずつ10枚に切るのが一般的です。
踊りに使う手ぬぐいはもう少し長めで120〜130cmぐらい?
手ぬぐいの染め方にもよりますけど、
手ぬぐい地で、浴衣を誂えるなんて事も実は可能なのです。

豆絞りの浴衣なんて、
実はちょっとかわいいかもしれませんね。
ユザワヤだと1反2100円くらいでしたが、
インターネットを駆使して探したところ、
なんと問屋価格で860円でした。安さにビックリ。


で、この豆絞りの反物、何に使う買って?
それはパーティーに来てからのお楽しみです。

 
 
 
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2007年08月23日

讃岐の織物『保多織』(ぼたおり)

四国の有名な着物と言えば
徳島の阿波しじら、藍染め。そして、香川の保多織。

徳島出身のお友達が身近にいることもあり、
時たま、このブログでも徳島のものやことをご紹介していますが、
今回の旅行でできたら
徳島で藍染めを体験したいなあと思っていたし、
あわよくば、阿波しじらの反物を手に入れようと思っていました。
しかしながら、
祖谷渓、鳴門、眉山など観光、
そして踊る阿呆に見る阿呆、阿波踊りに夢中で
その時間は取れませんでした。笑

で、香川・高松でたまたまガイドブックの地図に載っていた
保多織の専門店に立ち寄る機会がありまして、行ってきました。


というか、
買ってしまいました。爆笑

07082301.jpg
たくさんの色を使っているから光の加減もあるけど、
遠目から見るとずいぶん雰囲気が違いますよね。
黄緑ベースです。

実のところ
保多織にはそういうものがあるのは知っていましたが、
あまり興味がありませんでした。
が、実際に触ってみると驚くほどの肌触りの良さ。
木綿なのになんだかしなやかで量(かさ)のわりにはとても軽い。
それでいてちょっとふわっとしてて
へー保多織ってこういうのなんだ〜と思った次第です。
その肌触りから欲しくなってしまいました。
冬も夏も快適に過ごせるらしいです。
いやー、まだ試していないからわかりませんけどね。
木綿の着物って、浴衣以外持っていないですから。

普段木綿着物一枚も持っていないから、そして旅の思い出に!
なんて理由をつけつつ、1反買いました。一万円也。

旅に出ると、財布のひもが緩みがちです。
過去にも京都の紫織庵で長襦袢を誂えた事があります。


あの時、私にとっては
清水の舞台から飛び降りるくらいの勢いの良い額でしたが、
今回はお財布に優しい木綿の反物です。
柄は相当悩みました。
木綿の織の着物って、結構渋い色味が多い気がします。
とはいえ、すぐに誂えず、
和裁教室で単衣の着物を縫う時までとっておく予定です。
また着物の形になると、ずいぶん雰囲気が変わるんじゃないかなあともいます。


保多織(ぼたおり)
岩部保多織本舗さんのホームページによると、
いつまでも丈夫なことから「多年を保つ」という意味で命名されたそう。
1689(元禄2)年高松藩主・松平頼重公が産業開発と幕府への貢献のため、命を受けた京都出身の織物師・北川伊兵衛常吉によって創られた一種独特の絹織物に始まったとのこと。

最初は絹織物だったのですね。これには驚きました。

高松藩の保護を受け、幕府への献上品として使われたことから、江戸時代は上級武士にしか着用が許されず、また、独特の技法は北川家が六代にわたり、一子相伝の秘法として受け継がれたそうです。
明治維新後、北川家と血縁関係にあった岩部家初代・岩部恒次郎が、絹から綿中心に切り替え、
同時に機械化も進め、その用途を広げてきたそうです。

木綿に変わったのは明治維新後。
絹だとどんな風合いだったのでしょうね。

地場産業としてピークを迎えたのは1960年前後で、保多織を作る織物会社が県内に数社あったそうですが、現在では訪ねた岩部保多織本舗のみだとのことです。


お店では、香川県指定の伝統工芸士でもある岩部家4代目・岩部卓雄さんが対応してくださいました。
最近では布幅も洋生地が多いそうです。
同じ織り機で幅を変えるだけだから、洋生地のほうが効率もいいらしい。
店内には、保多織のブラウス、シャツなどの洋服、小物類、シーツなんて言うのもありました。
風合いのよさがわかり、生かされるシーツやパジャマなんてかなり良さそうでした。
お手入れも、洗いざらしで良いって教えていただきました。

で、私はもちろん反物で買いましたけどね。

07082302.jpg
近くで見るとこんな感じ。織の特長わかるかしら?

毎年、伝統工芸展で全国をまわっているそうです。
遭遇したときには、ぜひ岩部さんと話してみていただきたいです。
色々お話しうかがえ、たのしかったですよ。


岩部保多織本舗
address:香川県高松市磨屋町8-3
tel:087-821-7743
open hour:9:00~18:00
closed : 日・祝日
access:JR高松駅より徒歩10分


 
 
 
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
ファイブスタイル ブログランキング

2007年10月01日

撫松庵『ちょい、まじめ展』

9/28(金)伊勢丹・新宿店で行われた、
撫松庵『ちょい、まじめ展』のプレスパーティーに
お友達に連れてっていだだきました。

撫松庵
ご存知の方も多いと思いますが、
着物のアパレルといった存在といってもいいと思います。
洋服感覚で個性的でおしゃれなかんじです。

なかなかお値段が張ったりすることもあり、
金魚の帯留めとちょっとかわった感じの黄色の帯締めくらいしか持ってません。

今回の発表会。
以前は、
よく『ちょい、あそび展』という発表会をしていたと思うのですが、
それに比べると
10〜20代向けから30.40代向けとシフトした落ち着いたイメージ。
全体的に秋から冬へということもあり、
黒や茶色など
今シーズンの洋服の流行も相まって
無彩色系の着物、帯が目立っていました。

少し前のアンティークブームにのった
カラフルで派手な柄というイメージからは一転していました。

喪服じゃない、真っ黒な着物なんていうのも提案され、
コーディネイトされていましたよ。

撫松庵らしいちょっとしたスパイスというか毒?!のある
蛇(へび)や蜥蜴(とかげ)の刺繍の入った名古屋帯は素敵でした。
冬も暖かいビロードの長手袋もありました。
伊勢丹限定で出しているとか?

夏の浴衣や薄物も楽しいですが、
10月からの袷の季節。
それはそれで、
季節の移ろいを感じつつホックリした素材でコーディネイトしてみたり、
また小物使いなど楽しくなってきそうです。

スタッフの方達も
その人それぞれの個性的な着物姿。
さすが、着物屋さん。ばっちり着こなしていましたし、
いらした方も撫松庵テイストのコーディネイトの方をたくさん見かけました。


夏が好きだし、寒いのは苦手なのですが、
着物は、寒くなるとそれはそれで楽しかったりしちゃうんですよね。
なんだかワクワクしてきました。
 
 
 
 
 

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

続きを読む "撫松庵『ちょい、まじめ展』" »

2007年10月03日

石田節子さんのらくやが銀座に移転

ひさしく、ホームページをチェックしていなかったら

石田節子さんのお店らくやが銀座に移転。

西麻布での営業は9月4日をもって終了。
9月15日(日)銀座にオープンしたらしいです。
もうご存知の方も多いでしょうけど一応ご紹介まで。

間違って、西麻布にいかないように気をつけてね。

ビル1棟が全部らくやさん。
スゴいですね。

今度覗いたらレポートしますね。


 
 
 
 

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2007年10月06日

松綱百周年記念個展 『江戸小紋二千柄展』

松綱百周年記念個展 『江戸小紋二千柄展』
伝統工芸士 砂川健一 極型江戸小紋の世界

10月4日(木)〜10月8日(月)銀座フェニックスホール

07100701.jpg

私はまだ、参加したこと無いのですが、
染のまち落合スタンプラリー(今年は10月13,14に実施予定)のメンバーでもある
江戸小紋の工房『松網』さんの創業100年の記念個展。

松網さんの江戸小紋のことは、江戸刺繍の先生のところで、
反物を見せていただいたり、ご本人様からお話を聞いたりして知っていたのですが、
万筋(スゴーく細い縞)の細かさ。
八掛までも江戸小紋。江戸小紋の訪問着。
なんて言うのもあったりして、
自分用に江戸小紋を買うならこちらのをなんて思っていたのですが、
2000柄もあるなんて是非とも見に行きたいものです。

で、見てきました。

もちろん女性にもオススメしたいけど
特に男性にオススメしたいなあと思うのですよね。
遠くから見ると無地の着物に見えるけど
近くに行くと柄がある。
しかもその柄が、たとえばね、
大根とおろし金。→大根をおろす。→大根役者をおろす。→役をおろす→厄をおろす。
ってな具合に、語呂合わせな小洒落たものだったりすると言う訳。
生地も柔らかくて気持ちがいいし。
男性ってそういう遊び心好きなんじゃないですか?
好きな柄を好きなお色で!

江戸小紋の3役といわれる、鮫、角通し、行儀。
単純な文様であればあるほど
1点が乱れているとわかってしまいます。
難しい訳です。
人間がやっているなんてスゴいですよね。

型紙を作る職人さんのお話を聞いていたんですが、
人間はいい加減。
機械は正確だけど、人間のように微調整ができないと。
ああ、なるほどって思いました。
職人さんてすばらしいです。

一枚の型紙を彫るのに2週間くらいかかるとか・・・
細かい型紙を彫ると反物の幅 ×1尺くらいなのかなあ。
その中に10万粒の孔があるってさあ・・・。
スゴいわよね。
その型紙を一反の反物に当てて染めてまた、型紙をずらして染めてって繰り返す訳です。
型紙に狂いが多いとムラができたり、継ぎ目がわかってしまったり。

なんだかねえ、もうその細かさと言ったら、
神懸かり的な領域な気がしてきましたよ。

いつか欲しい。
お誕生日に誰か買ってくれないかしら・・・。


江戸小紋の歴史については、『松網』さんのホームページに書いてあります。
以下はその引用です。

ルーツは、武士の裃(かみしも)です。
江戸時代、将軍家を筆頭に各藩は競って特定柄を定めシンボルとしました。
ひと目でどこの藩の武士か分かるユニホーム柄というわけです。
江戸中期になると庶民の間でも着物や羽織に小紋を染めるのが流行り、
動植物を抽象化した柄や縁起をかついだり、語呂合わせの遊び心のある柄が数多く生まれました。
今日、こういった柄は江戸小紋のバリエ−ションとして選ぶ際の楽しみとなっています。
遠目には無地に見える江戸小紋ですが、間近に見るとしなやかで美しい独特の紋様に圧倒されます。
 
 
 
 

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2007年10月29日

丸帯買っちゃった。

丸帯買いました。
07101501.jpg
07101502.jpg

丸帯。ご存知の方!?
お持ちの方。

丸帯のイメージ。
花嫁が結ぶ帯。ってイメージされる方もいらっしゃるかも。
最も格式の高い帯とされています。
まあ、あまり一般的ではないかもしれません。

同じようなので、『袋帯』がありますよね。
こちらの方がずいぶん一般的。
昔、袋状に織り上げていたから袋帯って言うらしいです。
(だから、昔は縫い代なんてなかったらしい。)
今は裏の布地と表の布地を縫い合わせて袋状にしているものがほとんどのようです。

表に柄があり、裏は無地。
表全体に柄があるものを全通、六割程度柄があるものを六通といいます。
長さは4.2mくらい。


さて、『丸帯』。
丸帯は広幅(約68cm)の帯地を二つ折りにして仕立てたもの。
裏にも表にも柄があります。
長さは、袋帯と同じくらいということなんですが、
手に入れたこちらのは、約4m。
古いもののためか、ちょっと短めですね。

帯の格の問題があり、合わせられる着物とそうじゃないものがありますが、
結婚式へのお呼ばれなどに締めたい可愛いおめでたいつがい鳥です。
 
 
  
 

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2007年11月20日

第2回きもの文化検定

第2回きもの文化検定が11月18日(日)に実施されました。


去年から始まった検定です。
無事、ちょっと簡単過ぎた4級を合格して

今回は3級を受験しました。

さて、その中身は?

3級向けの教本は、こちら
きもの文化検定公式教本(2) きもののたのしみ (きもの文化検定公式教本 2)

この教本から9割以上出題されるとのことで、
この本を買いなさいと言わんばかりのところはちょっと気に入らないのですが、
結構よくできた本だなあと思います。
基本的なところも多いのですが、
4.5級向けの教本
きもの文化検定公式教本〈1〉きものの基本 (きもの文化検定公式教本 (1))
に比べると
それぞれの織物の工程や素材についてマニアックな話も増えてきました。
通っていた着物の学校ででも着物に関する知識として
色々習ったことは習ったのですが、
結構詳しく載っていて、カラー写真もふんだんで、教本としてと言うより、
着物の知識を増やすのにも結構いい本だなあと個人的には思いました。
普通、手持ちの着物には偏りがあるし、
実際目に触れる織物の種類は限定されてしまいがちですが、
教本は、その製法から、特長まで
全国各地代表的な織物を比較的わかりやすく取りまとめてあります。
もちろん実際手に触れてみるとこが、大切なのは言う間でもありませんけどね。
それらを知ることによって、どうして今もこの製法で作られるのか、
こんだけ手間ひまかかることをよく人間はやっているなあ、
機械で安くできるものもたくさんあることを知っているけど
この味わいは人間の手によって生まれていていてすばらしいなあと思いましたし、
それを身に纏(まと)えるなんて誇らしく素敵なことだなあと思いました。
着物の歴史。いつあのようなかたちになったのか、おはしょりはいつから始まったのかなど
大枠は知っているつもりでしたが、へ〜って思うことも多かったです。


併願できるよう、4・5級受験は昼前にあり、
3級は午後からでした。前回同様、会場は女性だらけ。
着物で受験に来ていらした方もぽつぽつと、いらっしゃいましたが
本当に見かけたのは数人。あまり多くなかったです。
去年、試験当日雨だったので、
そのせいで着物の人が少なかったのかと思っていたのですが、
実際の所そういう訳でもないのかもしれません。
去年の試験の日の話はこちら

前回同様、試験官や補助員の方々は、着物でした。
きっちり着ていて見ていて気持ちがいい。

まあ、かくいう私も、色々忙しくて、着物では行けませんでした。汗
(まだまだ、普段着物にはほど遠いですね。)

4・5級はマークシート方式による択一方式で60分・100問以内の同一問題とし
5級は60%以上70%未満の正解で合格。
4級は70%以上の正解で合格。
3級はマークシート方式による択一方式で90分・100問以内で、70%以上の正解で合格。

この引っかけはないだろうって言うものもありましたし、
こんな所、問題として出すかねえなんて言うのもありましたが、
全体的には、4・5級に比べると当然難しくなっていました。


肝心の土田の出来は・・・。
まだ自己採点もしていないのでわかりませんが、
もしかしたら、ちょっと微妙かもしれません。
1月中に結果が通知されると言うことでした。
まあ、ダメでも来年頑張ります。

前年は、問題は回収されてしまったのですが、今年は持ち帰りOKになっていました。
自己採点が怖いわ。

ダメでも結果は報告します。1月に。

 
 
 
 
 
 
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

 
 
 
 
 

2008年01月28日

ぎりぎりではありましたが・・・

第2回きもの文化検定3級を受けたのは
もう去年の11月の話

結果が郵送されてきました・・・。
勉強不足もたたり合格は難しいのでは?って思っていたのですが、

08012501.jpg

3級はマークシート方式による択一方式で90分・100問以内で、70%以上の正解で合格で
70点。
本当にぎりぎりの合格。
70点でも100点でも一応合格は合格ですけどね。

受験者は5361人で、合格者は2125人。
ってことは合格率は約4割。

結構、手強かったです。
ほっと胸を撫で下ろしましたが、
解答付きなのでしっかり復習をして、
そして次回2級に挑戦したいと思います。

  
 
 

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2008年03月17日

江戸の浴衣老舗竺仙さんのオーダー会

ずいぶん春めいてきましたが、
もう浴衣の季節?

はい、日曜日に表参道に行ってきたのですが、
大好きな水金地火木土天冥海さん。
以前、ラフォーレ原宿にお店があったのですが、
なくなったと思ったら、銀座に引っ越し、そして
一ヶ月前に、H.P.DECOの2階に引っ越していた事が昨日わかりました。情報が遅くて申し訳ありません。

そこでは、土曜日から
江戸の浴衣老舗竺仙さんより、お預かりした高級浴衣の反物のお仕立てオーダー会を行っていました。
期間は3月15日(土)~24日(日)との事でした。
今年の夏!は浴衣!というには、まだ春も始まったばかりなのに〜っ
と思うかもしれませんが、あっという間ですよ。
早い方が、柄は選べます。思う存分自分サイズの素敵な浴衣を楽しめますよ。

竺仙さんの浴衣は本当に素敵なのばかり。
おすすめ。
土田も持っています。これです。
飽きる事もなく一生着れます。

水金地火木土天冥海ー本物といわれるものにも ときには冒険
 
 
 

 
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
 
 
 
 
 
 

2008年03月21日

3/20くるりOMOTESANDOグランドオープン

相変わらずのバタバタっぷりで、ずいぶん更新が遅れていますが、旬の話題から。


原宿の素敵な着物屋さんくるり
表参道に
くるりOMOTESANDOを3/20オープン。
08032002.jpg

アンティークからデニムの着物、現代物に至るまで
ハイセンスで良質な物がある裏原宿の大好きなお店の一つですが、
青山通り沿いに新しいお店ができました。

早速、オープンの日に行ってきたのですが、
「スタイリッシュに和のおしゃれを楽しむための素敵なアイテムをセレクトした店」
という、ふれこみ通り
素敵なモノのイイトコドリ。


08032001.jpg
買うまいと思っていたのにも関わらず、帯留めと和ろうそくを買ってしまいました。


ガラスの帯留めは元気な朱色。
08032003.jpg
早速、手持ちの三分紐にあわせてます。
いろんな色があるので、
またいつか買って、二つ並べてつけても良さそうなポッテリとした
可愛いデザイン。

あと、可愛い和ろうそく。ロウソク好きなんですよ。
今度、別の記事にでも紹介したいと思いますけど。

ほかの和の雑貨や伝統工芸作家たちのモダンなかんざしやリングなども素敵でした。

いきなり着物をどかっと買う事は難しいですが、
手持ちのものに小物を足すだけでコーディネイトの幅を広げる事が出来ますよ。

おすすめのお店なので、のぞいてみてください。


 
 

 
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2008年03月27日

おそるべし東寺弘法市

今回京都に訪れた最大の目的、
着物好き、特にアンティーク着物が好きな方なら
一度は聞いたことがあるかもしれない?
京都は東寺の縁日、弘法市に行ってきました。


毎月21日弘法様の命日にたつ縁日ですが、
京都の人にとってはお参りをしにいくタイミングで
ついでに縁日に!って感覚なのかもしれません。


朝からやっているからできるだけ早く行った方がいいと聞いていました。

なので東寺に到着したのは朝七時半過ぎ。
お店は既にたくさん出ていました。
でも、まだって所もありました。
しかしですね、いいものを狙ってくる人はもう既に物色しまくっていました。

私もこの時間に行けたので、いいものを見つけられました。
 
 
 
08022009.jpg
東寺と言えば五重塔。
内部の特別拝観なども行われていましたので見てみましたよ。


08022010.jpg
古着物、骨董、それ以外にも
干し柿、ちりめん山椒といった地の美味しいもの、や
生活雑貨?のようなものまで売っていました。
普通に庶民のための市場といった雰囲気。
平日だというのにすごい人でびっくりしました。
08022011.jpg

お店は増殖し続けてさっきまで少し開けていた場所までもが
気がつくと店になっていたりして、
見た店なのかそうじゃないのかさえわからなくなってくる始末。
それくらい広いってことです。
さあそろそろ引き上げようかと思ったら
もうお昼の12時すぎていました。
そんなに歩き回っていたの!!!とこれまたびっくり。


さてさて、
今回はとにかく帯。
カジュアル着物(しかもっていません)にあわせて使いたいと切に願って
手に入れたのは名古屋帯ばかり4本。
総額12,000円。

どれでも1,000円という帯の山から見つけた2本。

えんじ色織の帯。全体的にキラキラです。
菊が可愛い。秋になったら締めたい。
08022005.jpg


染めの帯。
古いけど、見つけたときには
糸で閉じられていて
締められたことがない新品同様のもの。
染めの帯でこんなに状態がいいものも珍しい。
しかも部分的に刺繍も入っています。

08022006.jpg

もう帰ろうかなあ・・・と思ったくらいに見つけちゃいました。
若干予算オーバーかなあと思いつつもお値打ち感があったので購入した2本。


アールデコ?昭和モダン?そんな雰囲気のある染め帯。
優しい肌色なのでいろいろあわせられそうです。
08022007.jpg

アールデコ?昭和モダン?な上の帯を買った所で
何の気なく見ていたら気になってしまった印象の強い帯。
花瓶の花だなんてベタな油絵風の絵の織の帯です。
お太鼓の中に隠れてしまうところに『善三郎』って織り込んであったんですが
誰の名前で、この帯とどんな関係か未だ不明。
ただ、児島善三郎という、明治・大正・昭和を生きた油絵画家がいるらしく
もしかしたら彼の絵を模した帯なのかもしれません。
この帯を締めるには若すぎるんじゃないの?なんて思ったけど
まあ、こんなのもたまにはいいかもよってことで、
すでに、予算オーバー気味だったからしぶしぶしてたら
8000円が5000円にしてくれました。奇跡的!!!
08022008.jpg

全部雰囲気の違う帯です。
持っている着物で、当分はいろいろな組み合わせを楽しめると思います。


コーディネイトお楽しみに。

 
 

 
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2008年06月03日

おそまつな新潟レポート ー 反省

友達が住んでいる新潟・魚沼市を訪ねました。
行く前、あまり気にしていませんでしたが、
着物地で有名な小千谷や十日町や片貝は比較的近隣の町。

土田はアートが好きで、着物の里ってことよりも先行して
越後妻有アートトリエンナーレの方が目的だったのですが、
これらの着物の町も近いから何か見れるかもと思っていたものの、
現地に行ったら何とかなるかなあと甘い事を考えていたのも失敗でしたが、
着物に関する資料もそれほど手に入らず、

見学したのは以下の3件。

十日町ステージ 越後妻有交流館キナーレ
08052508.jpg
『静かに波打つ水辺を取り巻く斬新な建物の中には、“きもの”の楽しさに触れることができる歴史館や体験工房館、和グッズを販売する和装工芸館(和のセレクトショップ)などが設けられているほか、多彩なお風呂と開放的な休憩室が揃った温泉を完備。十日町の人、技、心にたっぷりと浸ることができます。(ホームページより抜粋)』というふれこみ。

きもの歴史館に入ったり、体験工房を見たり、和装工芸館にも行きましたが、
なんとなくピンと来ませんでした。
08052510.jpg
振袖より明石ちぢみを着てみたい!と思ってしまいました。
でも、こんなものなのかなあ・・・。
十日町の着物というよりは、着物全般という視点の展示でした。

土田の旅のスタンスは
その土地の名産、名物のものを食べたり、見たり、体験したりなのですが、
着物を見たいというより、十日町名産の着物を見たいのでした。
もちろん、明石ちぢみを見れなかったわけではないのですけどね。

東京にお店があるころもや
ネットで見かけるきはだや
十日町なんです。

ずーっと町に滞在していたわけではありませんが、
着物の人一人も見かけませんでした。一人ぐらい居てもいいのに〜。
いまや、着物屋さんも着物着ていないくらいですものね。

十日町観光協会のホームページのチェックもろくにしていなかったのですが、
家に帰ってきてこの記事を書くにあたり色々調べていたら、
十日町きものマップというものを見つけました。
あれ!!!!
こんなに分かりやすいものがあったのに・・・。
ちょっとショックでした。苦笑 何を調べていったのだか。
でも、十日町観光協会からのリンクはなかったです。
よく見たら、クロス10という、
(財)十日町地域地場産業振興センターのページのものでした。
十日町観光協会
だった時は
けっこう着物に重きを置いたページだったみたいです。
(十日町・川西・中里・松代・松之山各観光協会HPは統合され、新HP「十日町観光協会」としてリニューアルとなった。)
エリアが広くなったから、
着物だけに重きを置くわけにはいかなくなったって事かもしれません。

毎年GWには、きものウィークとして大々的にイベントも模様されているようでした。
やっぱり、そういうときに行くべきだったのかしら。
キナーレで、これに関する資料が置いてあってもいいような気がするのですが、
見つけられませんでした。なんででしょう。
品切れだったのか、もしかしたら、あったのかもしれないですが。

08052509.jpg
四季をテーマにした着物地のキルトが飾ってありました。
きものの街のキルトコンテストというものも催されているようです。
 
小千谷織物組合(小千谷市総合産業会館サンプラザ内)
08052511.jpg
織物工房では、小千谷ちぢみ、小千谷紬がどんなものか資料とともに説明。
体験などもやっていましたが、小千谷縮が実際に織れるわけではないようでした・・・。
ホームページで見た感じより、ずいぶん雑然とした印象でした。
08052512.jpg
地機(ぢばた)の展示もしてあり、週末は実演もあるようでした。
※木の弓状になったところを腰に引っ掛けて床に座って体全身で機織りをする。

ギャラリーではそれら製品の販売。
片貝木綿も置いてありました。
お値ごろの小千谷縮の反物もあったけど、ずいぶん見て迷ったけど、
綿麻?のなんちゃって小千谷ちぢみを持っているのでやめました。
持っているものをたくさん着てあげないとね。
着物だけじゃなくて、それらの小千谷の布を使った洋服もありました。
フリーフロムというブランド名で色々提案されているようでした。
小千谷縮は麻でシボが特徴ですが、
肌に付かず、さっぱりした着心地なので、夏の着物の代名詞なんていわれたりもします。
洋服やシーツにするのもさっぱりして快適な夏を過ごせるのではないでしょうか。


布ギャラリー
小千谷市のインテリア工芸織物メーカーということもあり、
着物自体が置いてあるわけではなく、
小千谷縮の布を使った座布団カバーやのれんやバッグやタペストリーなど
製品のデザインもディスプレーのセンスの良くて、感心。
のれんと座布団カバー欲しかったです。
でも、やっぱりいいお値段・・・。
あんまりうっとりしすぎて写真を撮り忘れました。


以上、お粗末なレポートでした。
この反省をふまえて、次回はもっといろいろみたいなあと思いました。


 
 

 
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ


続きを読む "おそまつな新潟レポート ー 反省" »

2008年06月23日

対談 「艶と刺激と、エレガンスを少々」

08061304.jpg

対談 「艶と刺激と、エレガンスを少々」
井嶋ナギ(「色っぽいキモノ」著者)× 重田なつき(月影屋)
オシャレにカッコよく、キモノを着こなすには
イイ女でなくっちゃいけない。
じゃあ、イイ女って何?!
玉三郎に、ディートリッヒ、お孝に清葉に、パリスまで
古今、和洋、男女、虚実、一切カンケイなし!
未来の日本をイイ女で埋めるための、夜のほろ酔いトーク。

 

以前、レース×家紋ピアスを紹介した、
H.P.DECO内水金地火木土天冥海のテラスで
これまた、以前ご紹介した本『色っぽいキモノ』の著者、井嶋ナギさんと、
ずーっと気になっていた月影屋の店主、重田なつきさんの対談があるというので
聞いてきました。
水金地火木土天冥海では今、月影屋さんの浴衣や帯がたくさん並んでいます。
水金〜で重田なつきさんを紹介しており、楽しいので、そちらもご覧ください。
H.P.FRANCE>FEATURE この人を見よ!Vol.4 NATSUKI SHIGETA

この日の浴衣はこちら

私が気になっているのは
今シーズンのコレクションではないんですけど、
乱れた日本髪の浴衣とか、
(伊藤晴雨の責め絵にインスピレーションを得たということをこの対談で知ることに)
ヨコシマな浴衣とか、今回頂いたDMのカードの薔薇の浴衣とか、
細下駄とか・・・。

井嶋ナギさん自身も月影屋さんのファンのお一人で、ヨコシマな浴衣をお召しでした。
私も欲しい〜一枚です。
渋めの色の博多帯をきゅっと矢の字に細ーい帯締めを斜めに、
ヒールのサンダルを合わせてました。
重田なつきさんは今シーズンのコレクションの一枚。
♡の浴衣です。
襟をガツンと抜いて着ていらっしゃって、
♡っていうとずいぶんファンシーな感じがするんじゃないかと思いますが、
白と藍だけ、柄も大きめで、なんか艶っぽい。
今シーズンの浴衣で☆柄もあり。
そっちはガツーンと殴られたときに見える☆をイメージしているんだそう。
お二人とも、ド派手なピンクや赤のネイルがまた、藍染めの浴衣に映えていました。
ちょっとヤクザな感じというか。
浴衣だから色っぽさ倍増。

シャンパンをいただきつつリラックスしたムードの対談は
アーッという間の時間だったんですが、
印象に残っていることを私なりの解釈で紹介。笑


月影屋さんは、一生、白と藍の浴衣しか作らないと決めているそう。
(いろんなところでそうしゃべっちゃったからもうカラーではできないって言っていた)
ちゃんと、注せんで染められている浴衣。
日本橋の古くからあるところで型紙を彫ってもらっているそうです。
ちょっと個性的過激な月影屋さんのデザインですが、
職人さんはおもしろがってくださると言っていました。
浴衣を白と藍で染めるって決めちゃっている中で
ちょっとおばかな柄をしたりするくらいでは
なんてことないというか、すべてその型が吸収してしまう。
そんな感じのことを話していました。
井嶋さんが藤純子の写真集を片手に
緋牡丹博徒のお竜スタイルについて熱弁しているのが印象的でした。
白と藍だけにこだわっているところが素敵だなーって思いました。
もちろんカラーの浴衣も持っているし、いいんだけどね。
今のデザインを昔の技術で作っているって言うところがちょっと面白くて不思議。
でも、そのデザインされた浴衣は本当に新しくて、色っぽい。

お二人とも歌舞伎が大好きなようで、歌舞伎の話もいくらか。
歌舞伎の色っぽくてちょっとグロかったりするところが好きみたいです。
この話なんて、SMっていうよりスカトロジーよねーとか
あの花魁の帯は、おばか過ぎで笑うところだと思うんだけど、誰一人笑わないのよねーとか
なんだかとっても楽しそうでした。
そんな話を聞いていたら、
またちょっと歌舞伎見てみようかなあという気になりました。
何度か歌舞伎は友達につれてってもらい行っているけど
なんだか理解が足らず、しばらく行ってないんですよね。


井嶋ナギさんのblogでも対談の模様がご覧になれます。
ご本人も本当に素敵な方。

      
お二人の紹介。(抜粋) 

井嶋ナギ:『色っぽいキモノ』著者
「色気のある姐さん」テイストに焦点を絞り、映画、歌舞伎、小説、美人画などの資料から、キモノの歴史やエピソード、ストーリーや着こなしヒントなど、ふんだんに詰め込んだ新しいキモノの本。
さらに、キモノに関してだけではなく、遊女、芸者、女博徒などの「色気のある姐さん」たちの華麗な生きざままで、全方位的に色気を追求。
「姐さんテイスト」な、キモノと色気の書です。

重田なつき: 月影屋店主 重田なつきによるオリジナルブランド。
デザイン、製作の他、雑誌や映画関連で着物のスタイリングも手がける。
代表作は「皮の帯」、「写真の帯」、「豹柄の浴衣」、「ヨコシマの浴衣」など

続きを読む "対談 「艶と刺激と、エレガンスを少々」" »

2008年07月11日

寄席に浴衣で行こう!

都内の主要な寄席では浴衣割引をしていますよ。
夏の寄席へは、浴衣でどうぞ!!

なんてお得なんだ!!!!
土田も、行こうと思っております。
お祭りや花火大会以外も是非浴衣で出かけてみましょう!
寄席っていうのも本当に楽しいものですよ。


・鈴本演芸場・・・【ゆかた割引】
 ゆかた・和服でお越しのお客様(甚平・作務衣は対象外)
 一般     2800円→2400円
 シニア・学生 2400円→2000円
 小人     1500円→1000円
 ※7/1〜8/31(7/31・8/11〜8/20は除く)


・末廣亭・・・【着物・浴衣割引】
 大人  2700円→2200円
 シニア 2500円→2200円
 ※8月末まで


・浅草演芸ホール・・・【浴衣割引】
 大人 2500円→2000円
 学生 2000円→1500円 (学生証をご持参下さい)
 ※7/11〜7/30・8/21〜8/30

 大人 3000円→2500円
 学生 2500円→2000円 (学生証をご持参下さい)
 ※7/31・8/1〜8/10

 
・池袋演芸場・・・【浴衣&着物割引】

 一般 2500円→2000円
 ※上席(1日〜10日)

 一般 2800円→2300円
 ※中席(11日〜20日)

 

  
 
 

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

印伝の小物たち

YUKATA PARTY vol.5前日の着物でお出かけの続きです。

印伝のハンコ入れ買いました。
08070518.jpg

そもそも、六本木から青山まで歩く事はないと思うのですが、
何となく歩いてしまいました。歩くのが好きなだけです。

その途中にあるんですよ。
甲州印伝の印傳屋・十三代 上原勇七の青山店。

印伝については、以前もご紹介していますが、
鹿のなめし革を染色して、漆と和紙の型紙で模様をつけたものです。

印度伝来を略して印伝てことらしいです。
四百余年の伝統の鹿革工芸。
歴史古いですね。
鹿の革に模様をつけたものは、
さかのぼれば、奈良時代の文庫箱にもみられますが、
一番イメージしやすいのは戦国時代の鎧や兜でしょうか?
江戸時代に珍重されたのは巾着とか莨(たばこ)入れとか。

08070519.jpg
調べてみたところ、毘沙門亀甲という柄らしいのですが、
お店の人に聞いたらY型と言っていました。?!!
肌色に近い黄色地に青・緑・赤・黄・黒の柄を更紗技法で色付けし、
最後に黒漆の点々を柄付けしているカラフルでちょっと変わったタイプ。

以前、キャラもののはんこ入れを使ってて、
買った時はそれが好きだったし気に入っていたのですが、
ちょっと壊れてきてて、
しかも、そのキャラはあまり好きではなくて・・・
ってことで、
次回は印伝だ!と思っていました。


印伝グッズは他のも持っています。
畳表のお気に入りの草履の鼻緒。黒地に赤漆の菱菊です。
06092004.jpg

名刺入れ。
08071201.jpg
カイカイキキオリジナルの柄です。かなりお気に入りです。
08071202.jpg
そのうち、着物人の柄も!なんてどうでしょうか?
 

  
 
 

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

続きを読む "印伝の小物たち" »

2008年10月20日

裄、袖幅、肩幅...

私の着ている着物は
ほとんどは、母や祖母のもの。それから、お友達の家から頂いた着物。
(つい最近単衣の着物を誂えましたが、これも、元は頂き物の反物)
それから・・・。
中古の着物屋さんで購入したもの。弘法市で手に入れたもの。
アンティークの着物屋さんで買ったもの。
ヤフオクで落札したもの。
ありえないほど安くて買ったプレタの着物などがちょこっとあります。

コメントでも何度か指摘されていますが、
裄も丈も足りていませんし、お直しもせず、そのまま着てました。
もちろん自分サイズのものばかりならそれにこしたことはないのですが、
小さくても、なんとか着れてしまうのが着物。
着物も服の一つで、ファッションでもあり、
気楽に遊びに行くシーン(ほとんどそれですが)では別に問題ないと思っています。
個々で楽しんで着てほしいです。

そんな理由をつけて、自分サイズの着物は
袷の着物で玉虫色の銘仙
絞りの浴衣と落語協会の浴衣。
先日着ていた単衣の紬の4枚のみ。
ちょっと情けない状況ですが、これもまた事実です。


夏から、少し環境が変わったこともあり
それを機に持っている着物にちょっとずつ、手を入れていく事にしました。
重い腰をやっとあげた感じです。

一番気になるのはやっぱり裄。
着た感じが七分袖だったり、長襦袢が着物の袖口から飛び出たり・・・。
祖母も母も私よりは少し小さいので、
必然的に裄も短いのは仕方ないと思うのですが、裄の測り方も昔とちょっと違うようです。

以前は、腕を横にまっすぐあげた状態で首のコリコリから
肩を通って、手首、くるぶしのところまでだったようでしたが、
今は、腕を45度程度下げた状態で、同じように首のこりこりから
肩を通ってm手首のこりこりが隠れるくらいの長さをとっていて、
昔に比べると最近はずいぶんたっぷりめに見積もるようで、余計に目立ちます。

08101701.jpg
↑写真は大塚末子著、
新きもの作り方全書
から。
1972年に発行された和裁の本です。
私が持っている着物の裄と着た感じは近い。
そして最近の着物雑誌などではずいぶんたっぷりだというのがわかりますよね?

私の裄ですが、
アイラブニューヨーク柄の長襦袢は1尺8寸2分(約69cm)。
なのに、母の着物の裄は1尺6寸6分(約63cm)
そりゃあ短いはずです。
長襦袢が出てしまうのも当然で、
実のところ、この長襦袢はあまり着ていません。
着るときは袖の部分をつまんで縫い込んだりしていました。


一般的に、着物の裄は襦袢の裄より2分(約1cm弱)程度ひかえます。
という事は、私の裄は、1尺8寸4分(約70cm)。

身長158cmの人の標準寸法ですと、
(標準の裄=身長×0.4+5分で出すらしくそれで計算すると)
1尺7寸2分(約65cm)くらいらしいのですが、それよりも長め。

裄=肩巾+袖巾
その比率は同寸より、袖巾の方が5分ほど長い方がバランスがよくいいらしいようです。
となると、肩巾9寸、袖巾9寸4分で
裄は1尺8寸4分なんていうのがベストサイズ。
しかし、反物の巾が、9寸4分も取れないことが多いです。

身長が高い人は大変です。もっと裄が長いでしょうし。
男物の反物は幅広のものがあり、それなら大丈夫だけど、
柄は限られてきちゃいますよね。
最近は反物の巾も広めに織られる事も多くなってきているようです。
そんな場合は、接ぐなんていう手もあるようですが、なかなか難しかったりもしますよね。

袷始めに着ていた3枚の紬は、
(幅8寸9分、袖巾9寸。肩幅9寸1分、袖巾9寸1分など。)
自分寸法にはちょっと足りていません。
(そして、あの長襦袢を着たらちょっと出てしまうかもしれない。)
でも、直す前に比べたら、5センチ程度裄が増えましたので、
7分袖ではなくなりました。笑
08093001.jpg 

08093002.jpg
うっすら元の袖付のラインの折り線がわかります。筋消しはしていません。
通常、筋消し代は別料金で取られます。
今回は必要に応じて、やってもらうように頼みました。
この着物だと、そんなに目立たないから、筋消ししないと判断してもらったようです。
確かに着てしまうと、あまり気になりません。

比較してみてください。笑
5月の着ている母の大島紬
08050601.jpg
 
先日の大島紬
08100501.jpg
 
去年5月の白大島
07043002.jpg
 
先日の白大島
08100301.jpg
 
生成色の紬
08050301.jpg

先日の生成の紬

08101001.jpg

結論としては、直したほうがいいに決まっています。


今回のお直しで問題になったのは
後幅と肩幅の差が大きすぎると、変なシワがよってしまうので、
脇の縫っている部分も少し解いて調整してあげないとうまくいかないのです。
生成色の紬は脇も解いて調整しチャコペンで印がばっちりついていたので
チャコ消しも必要でした。
(当時誰が縫ったのかわかりませんが、普通チャコ使うのはありえない。)
結局、チャコ消しと裄と脇のお直しで1万5000円くらいかかりました。

裄直しだけするなら5000円くらいです。
もっと安くやってもらえるところもあるのかもしれませんが、
お直しって、まっさらな状態から寸法通りのものを作るより
縫った人の癖があったりもして、うまく調整してあげるのがずっと面倒みたいです。
新しい物を作るより、修理の方がお金がかかってしまうから
新しいのを買うとかってどっかで聞いたような話ですよね。

でも、でも、でも
気に入っている物を直して着た方がいいに決まっています。
だってその着物は唯一の物なのですから。
着物はある程度サイズが違っていても着れてしまうのがいい点でもあり、
遊びで着ているだけならまあ、いいのでは?とも思います。

だから恐れず、とりあえず、着てみるところから始めてみてはいかがでしょうか?

長々と書いてしまいました。わかりづらいですね・・・。
どうにか後で整理してリライトしたいと思います。

  
 
 

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

続きを読む "裄、袖幅、肩幅..." »

2010年04月10日

着物を着て歩くイベント。

blogをはじめ、インターネット上に着物情報はあふれています。
もちろん私も、ちょこちょことチェックしているし、
いろんな方の色んな着物のこと知れるのでとても楽しいのですが、

最近熱いのはtwitterですよね?
過去に一時期流行った時があったようですが、
去年あたりから再び流行っていて
本もたくさん出ているし、テレビでニュースなどで取り上げられているようですね。

で、私も楽しんでいます。
#kimonoというタグを使って皆さん着物にかんするつぶやきを発信しているのを
楽しく拝見しています。
twitterの魅力はライブ感がある所だと思うのですが、
それを上手に使った着物イベントが最近気になっています。

キモノジャックというイベント。
”京都のある場所をキモノで埋め尽くそう” そんな思いから出来たkimonojack。
http://kimonojack.com/
ただ単に着物で京都がいっぱいになるところが見たい!
ということで、着物で集合して、途中集合写真などを撮りつつ、
ただ歩くだけというイベント。

最初第1回が開催されたのは、先月3月7日(日) 15:00~。
八坂神社南門に必ず着物で集合。参加自由の申し込み不要で、
各々勝手にお越しくださいのスタンス。
mixiや色んなところでポスターなどで告知されていたようですが、
雨にも関わらず、40人ほど集まったようです。
すごい!!!
twitterの力がかなり大きいみたいで、
告知もtwitter上でずいぶん見られましたし、
つぶやきによりライブ中継されたり、
イベントが終わった後にたくさんの感想がつぶやかれたりしていました。

すぐに2回目も開催されたみたいです。
4月4日(日) 13:00 新風館1階集合
このときは120人ですって。
すごすぎ!

blogで写真見るとわかるんですが
本当に着物で埋め尽くされていてすごいです。
たのし〜!

そしてもう3回目は5月
こんなイベント東京でもあったらいいかも!と思ったのか、たまたまなのかわかりませんが
今週末に『ぶらっと着物』というイベントがあるようなんです。
http://burattokimono.posterous.com/
JR飯田橋駅西口13時集合!
私も行ってみたいなあ〜と思っているのですが、
用事があり、いけるかわからないけど、もし行けたらいいなあと思っています。
途中参加も大丈夫らしいので。

もしお時間あったら参加してみませんか!
お会いできたらどうぞよろしく!


 

  





にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

About ちしき

ブログ「着物人blog(10/10/16 http://kimono-jin.jugem.jpに移転しました。)」のカテゴリ「ちしき」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリはじょうけいです。

次のカテゴリはつぶやきです。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。